セクハラ・パワハラで慰謝料を請求される・・・
これは、会社の中でそれなりの立場にいれば誰にでも起こり得ることです。
普通にしていたつもりでも、こうなることはあります。
近頃『ルミネ』のCMがネット上で問題視され、ルミネが謝罪するという事例がありました。
このCMの内容は、清潔感はあるけれど流行に乗っている雰囲気ではない女性が、上司か先輩らしき男性に、流行に乗っているかわいらしい女性と比較される・・・というような内容です。
「この程度でセクハラになるの?」と思われた人は多いかもしれませんね。
確かに、そこまでキツい言葉はかけていませんし、何かを強要しているわけでもありません。
しかし、もしこの女性が頻繁にこの言葉をかけられ、そのことが嫌で嫌で思い悩んでいたとすれば、セクハラに当たる可能性があります。
人によってはこうした言葉を笑い飛ばせる人もいるでしょうが、ルミネのCMの女性のように密かに傷付く女性もかなりいるんです。
そしてこの女性が「もう我慢できない!」と上層部に訴えれば、あなたはセクハラの加害者となり、慰謝料等を払わなければいけない立場になることがあります。
これはセクハラだけに限らず、パワハラでも同じです。
その言葉や行動にどんな意図であったかにせよ、その言葉を受けた本人が傷付いたと感じていれば、それはハラスメントになるのです。
和解であっても慰謝料からは逃れられない!問題を家族に秘密にするには?
もし、加害者になってしまった場合、どうすれば良いでしょうか。
できることなら、裁判にはせず、和解案を提示して片付けたいところです。裁判になれば、家族に問題が伝わってしまいます。
そこで問題となってくるのはお金。
慰謝料は自己破産などの免責を受けることができず、必ず支払わなければいけないことになっています。財産を売り払ってでも、支払わなければいけません。
和解をした場合、相手に支払うお金を『和解金』と呼ぶことが多いので「慰謝料ではないでは?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、和解であっても裁判の結果であっても支払うお金の名目は『慰謝料』なのです。
手元にお金がない・・・
だけど、どうしても財産を手放さずに慰謝料を支払って終わらせたい・・・
そんな時は、キャッシングに頼るのが1番良いでしょう。
最近のキャッシングは、家族に内緒で借りられる仕組みが整っているところが増えてきていて、家族に問題を明かさずにお金を用意することができます。
返済額もある程度自分で調整することができますし、何より「お金を借りる理由」を問われず、年収と定職があればほとんどの人が借りることができます。
もちろん、そうなる前に解決できるのであれば、悔しくても頭を下げて解決をした方がいいでしょう。
「そんなつもりはなかった」と反発すれば問題は炎上し、裁判になることもあります。
もし悪気がなかったにしても、その人が傷付いたという結果を尊重し、真摯に謝っておくが最良です。
真摯に謝り、自分の態度を改めた結果、他の人からの信頼を得ることもあります。