10万円借りるとなると、1万円や5万円の時と少し違い、ちょっと気軽に借りるという額ではないですね。
1万円と10万円では返済時の利息がかなり違ってきます。
例えば、1万円を金利18%で30日間借りた場合の返済額はこうなります。
10,000円+(10,000円×0.18×30÷365)=10,147円
次に10万円を金利18%で30日間借りた場合の返済額はこう
100,000円+(10,000円×0.18×30÷365)=101,470円
ん?たったの1470円?
じゃあ、どんどん借りても大丈夫じゃない♪
そう思ったあなたは多重債務予備軍かもしれませんよ。
たしかに、1470円ならランチを1回我慢すればいいほどの金額ですが、10万円を借りて30日間で返済する(できる)方は、ほとんどありません。
借りた直後に臨時収入がある。まとまって返済できるあてがあるという人はレアですので、大抵の人が12回~24回くらいで返済することになります。
そうなると、おのずと払うべき金利は増えて、返済総額がふくらみます。
(12回払いで返済) 100,000円+(100,000円×0.18×365÷365)=118,000円
(24回払いで返済) 100,000円+(100,000円×0.18×730÷365)=136,000円
24回払いとなると、月々の返済は5666円。
この負担を大きいとみるかどうかは人ぞれぞれだと思いますが、一度でも長期で借金を返済したことのある人にとっては、小さくない数字だということがわかると思います。
どんな会社で借りればいいのか
5万円借りたいの記事でもお話しましたが、なるべく金利の安い銀行カードローンや無利息サービスを提供しているところで借りるのがよいことは言うまでもありません。
あと、それに付け足すなら返済する際の手間がかからないというのもキャッシング選びの重要ポイントです。
例えば返済する際に、自分が利用している金融機関ATMやコンビニが近くにあるかどうかです。
都会に住んでいる人ならピンと来ないでしょうが、返済するのに車に乗ってわざわざ30分も走るというような場所でしか返せないとなると、返済も滞ってしまいかねません。
お金を借りる時にそこまで考えない人がほとんどですが、借りたら必ず返済があるわけですから、余裕があれば、そういうことも考慮に入れたいですよね。
お得な借り入れ方法を探すのは大切なことですが、結局キャッシングを賢く利用するには最低限度の借り入れをして、短期間で返すことに尽きます。
10万円借りたい!と思った時は9万円じゃ無理かな?とちょっと立ち止まって考えてみることも大切ですね。