キャッシングをしていると、1社の借り入れだけでは足りなくなり、返済中に別の会社から借りるという場合も少なくありません。
しかし、2社目で足りないと、3社目、4社目・・・とどんどん借り入れを増やしていき、やがてどこかれも借りれなくなるという結果が待っています。
人によっては2社目で審査が落ちたという場合もあり、3社目も借りれたという場合もあります。
では、他社複数借り入れできる・借りれないの分岐点はどこにあるのでしょうか?
属性や状況別に、予測を立ててみました。
あくまでも実際に借りた人の体験談や、ネット上の口コミを集めて総合的に判断した当サイトの予測ですので、現状の消費者金融、カードローンの審査とは異なる場合があることをご了承ください。
2社目借り入れ(推定成功確率60%)
2社目の借り入れの場合、現在の借り入れ先の返済に滞りがなければ借りれる可能性が高いです。
ただし、元々の収入が少ない人はここで弾かれる可能性もあります。
- 主婦(専業主婦・パート主婦含む)
- アルバイト
- 学生
特に注目したいのは、専業主婦です。
専業主婦でも借りられるということを売り文句にしているキャッシング業者は多いですが、現実はそう甘くありません。
理論上は旦那さんに300万円の収入があれば100万円(夫婦合算した収入の3分の1)まで借りれることになりますね。
しかし、審査状況によっては、1社目から借りれないこともありますし、借りれたとしても20万円~30万円とあまり金額は多くないこともあります。
なので、2社目となると審査の段階で落とされる可能性も少なからず出てきます。
3社目借り入れ(推定成功確率30%)
3社目となると、かなり借りれる可能性が低くなります。
というのも多くの方が、2社目までで、総量規制の対象となる年収3分の1近く借り入れしてしまっている場合が多いからです。
例えば年収360万円の方の場合は2社目までで100万円借りていれば、残り借りれる額は20万円になります。
その20万円とて、審査状況によって確実とはいえません。
なので、借りれる可能性があるとすれば、年収500万円を超える、中所得のサラリーマンや公務員、看護師などのかなり返済に信頼がおける職業の人だけとなってきます。
4社目借り入れ(推定成功確率1%)
4社目の借り入れはほぼ100%無理です。
というのも、多くの金融業者のホームページ上で「3社までの借り入れの方」が貸出対象としてはっきり書かれています。
これはアコムやプロミスといった大手だけでなく、名前が知らない人も多い、中堅キャッシングサービスです。
中には奇跡的なケースもあるかもしれないということで、成功確率1%にしていますが、ほぼ0%と同じです。
でも実際に3社まで借り入れしている方を、キャッシング業者は見放すかというとそうではありません。
他社の借り入れが多い方は、おまとめローンでの一本化を勧められます。
少額を複数の会社から借りるより、ある程度まとまった額を1社から借りるほうが、金利が下がるので、借りてにとってはメリットがあります。
借金を1本化することによってたしかに返済は楽になりますが、現実に借入額を増やすことはできませんので、3社目までで借り入れは終了になります。